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投資初心者が最初に知っておくべきことは?

資産を運用する

投資をはじめようとしているあなたに知っておいて欲しいことがあります。

投資商品は良心的な商品がある一方で、以下のような売る側が儲けることだけ考えて作った商品もたくさんあります。

  • 年利20%~30%で実際はたこ足配当してるだけの詐欺的な商品
  • 表面上の利回りは良さそうでも、条件がついていて実質利回りは良くない商品
  • 利回りは良いが、利回りに見合わない過大なリスクを取っている商品

投資初心者が良い投資商品を選ぶために、最初に知っておくべきポイントは年利回りの相場です。

日常でも相場を気にしている

ところで、相場を知るという行為は日常生活でも普通に行っています。

例えば、ペットボトル飲料は買う場所によって上下しますが、自販機160円・スーパー100円ぐらいでしょう。

これが500円もしたら、高すぎだと判断して買わないですよね。

逆に訳あり50円で売っていたら、賞味期限が近いから安いのかな、など確認します。

投資商品に対しても、ペットボトル飲料と同じことをすれば良いのです。

年利回りで相場を知る

全世界株式に投資した時の年利回りは大体5~7%と言われています。

これはペーパー資産(株式、債券、ソーシャルレンディングなど)に投資して、普通の人が得られる対価の上限だと思ってください。

これ以上の利回りがある場合、その投資商品を疑ってかかるべきです。

  • 高いペットボトルを買わされている=割高な投資商品を買わされている
  • 何か訳がある=ある条件下で買う側が損をする仕組みになっている

ということが往々にしてあります。

5~7%って利回り低すぎないですか?

低すぎません。年利5~7%でも普通の人が資産形成するには十分な利回りです。

私は30代で年利5~7%の資産運用によって、7,500万円の資産を構築できました。

これが多いか少ないかはその人の価値観ですが、以下の通り30代の金融資産平均が572~640万円です。

30代の2人以上世帯 平均は640万円(中央値355万円)
30代の単身世帯 平均は572万円(中央値300万円)

参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](2019年)」より作成

5~7%の利回りでも平均を大きく上回ることができます。

もっと高い利回り出してる人いますよね?

Twitterや成功本を見ていると、利回り7%以上を簡単に出せているように見えますよね。

  • 実物の不動産投資で成功している人
  • 個別株で年利10%~20%達成している人
  • 仮想通貨で億り人になった人

はい、実際にこういう人たちは存在します。

ただし、「努力をして知識と能力を身に着けて成功した」「ラッキーパンチがあたって成功した」のどちらかだと思ってください。

努力をして知識と能力を身に着けられることも、その人の資質だと思います。

ラッキーパンチが当たるかどうかは、もはや運であるため再現性のある方法ではありません。

投資初心者は、このような成功パターンが自分にも再現できると思わないほうが良いと思います。

最後に

全世界株を買うは資質を必要としません。

どんな人も買うだけで年利5~7%を実現できるわけですから、それをボーダーにしようというのが私の意見です。

年利7%以上の利回りを追い求めることは悪いことではありません。

しかし、投資初心者が高利回りを目指すと、以下のようなことに手を出しがちで、お金を増やすはずが減らす羽目になります。

  • 割高な投資商品を買う
  • 意味ない高額な投資サロンに入る
  • 知らず知らずに過大なリスクを取っている

まずは年利5~7%が得られる資産運用をしながら勉強して、ゆっくり上を目指せばよいと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました。あなたの投資の参考になれば嬉しいです。

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