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30代で1億円資産形成した方法(その2 支出編)

資産を運用する

学歴や就職企業が特段良いというわけでもなく、家がお金持ちというわけでもない。

そんな私でも、「収入を増やし、支出を減らし、最大化した余剰資金を資産運用する」を地道にこなすことで、30代で1億円の資産を形成することができました。

前回の記事では、収入を増やす観点でお伝えしました。

今回の記事では、「収入を増やす」「支出を減らす」「余剰資金を資産運用する」のうち、支出を減らすについてお伝えします。

支出を減らす

支出を減らすために必要な行動を重要な順に記載しました。

  1. 家を買わない
  2. 車を買わない
  3. 保険に入らない
  4. その他、主要固定費の削減
  5. 変動費の削減

支出を減らす際のポイントは、でかいところから取り組むです。

こまめに電気を消すとか、コンセントを抜く、のような節約は労力の割に削減効果は低いです。

また、これらの支出削減は、「資産形成を優先して、精神的な効用は後回しにする」を前提とします。

凡人の資産形成では、何もかも一気に叶えようとしてはいけません。

私の場合、1~5全て取り組んでいました。

1.家を買わない

家は将来を見越して大きめの間取りにするため、賃貸に比べると初期の支出が大幅に大きくなります。

まとまった頭金を払い、ローン支払いを優先しなければならず、資産形成に回すお金が捻出できません。

新築の家を買っては絶対ダメだと思っていませんが、資産形成より優先度を下げるべきだと考えています。

1億円の資産を全世界株インデックスで利回り5%で運用すれば、年間500万円(税引き後400万円)です。

先に資産形成ができれば、住宅ローンを利回りだけで払えるようになります。

やさぐれ
やさぐれ

結婚する前は家賃3.5万円1Kのアパートに住んでいました。
結婚後は家賃6万円3LDKペット可のアパートに住んでいます。

新築の家は、かなり割高な値段設定だと思っているので、今後も新築の家を買う予定はありません。

これから人口が減っていく日本では、一部の人が集中する地域を除いて、どんどん空き室が増えていきます。

その時に、安い中古の戸建てでも買えれば良いと思っています。

2.車を買わない

車は金食い虫です。

車の購入代金、税金、車検代、保険代、タイヤ代、エンジンオイル代、その他もろもろメンテナンス費用など、初めて購入した人はびっくりすると思います。

買わないことが無理だとしても、できるだけ所有する時期を遅らせることをお勧めします。

やさぐれ
やさぐれ

地方在住ですが、30歳までは車を所有していませんでした。
所有するまでは、原付とレンタカーでしのいでいました。

やさぐれ
やさぐれ

会社の出勤に原付が使えなかったので、できるだけ近くに住んで自転車、雨の日は後輩の車に乗せてもらったり、帰りは先輩社員にお世話になってました。
意外と車を持ってない人に対して、みんな優しくしてくれますので素直に甘えましょう。

私が車を所有したのは超割安で買えるタイミングがあったからです。

というのも、後輩が転勤して車を手放すというときに、走行距離5万キロ以下のフィットを30万円で譲ってもらいました。

人によって色々事情はあると思うので、自分にとってどうするのが最適か考えてみてください。

環境を嘆いても仕方ないので、手持ちのカードでうまく立ち回りましょう。

3.保険に入らない

基本的に保険は損する商品なので全く入らないほうが金銭的にはプラスになる確率が高いです。

ただし、車の保険と火災保険だけは加入しましょう。

保険の営業に言われるがまま、生命保険と医療保険をフルフルで入っている20代前半の後輩がいました。

全然お金が貯まらないと言ってましたが、損する商品を買い続けているのだから当然です。

やさぐれ
やさぐれ

車の保険は親会社系列の代理店経由で入っていました。
再見積もりしてみると、もっと安い保険会社があったので切り替えました。
安すぎて不安感があったので、弁護士特約ありで最も安い保険会社に契約しました。

切り替え前の車の保険会社は大手だったのですが、事故をしたときに、大した交渉力があるようにも見受けられませんでした。

だったら、安い保険会社+弁護士特約で弁護士に交渉してもらったほうが良いと考えました。

やさぐれ
やさぐれ

火災保険は、アパートを契約するときに勧められたものにそのまま入っています。
念のため、再見積もりしてみましたが、元々安い保険だったようなので変更していません。

4.その他、主要固定費の削減

1~3も固定費ですが、ここで取り上げる費用は1~3と比較して金額が小さめなので分けました。

  • 通信費の見直し(格安SIMへの変更、インターネットプロバイダの見直し)
  • 光熱費の見直し(電気会社の見直し、ガス会社の見直し)
  • NHKの解約

これらの固定費は、ほとんど日常生活の質を落とさずに支出を下げることが可能です。

やさぐれ
やさぐれ

実際に以下の固定費削減に取り組みました。

  • 格安SIM:ソフトバンク→UQモバイル→楽天モバイル
  • インターネットプロバイダ:So-net→enひかり
  • 電気会社:主要電力会社→スマ電
  • NHK:衛星契約→解約

5.変動費の削減

基本的に変動費の削減は最後でよいと思っています。

ただ、夜遊び、飲み会、高額なもの(アクセサリー、衣服、スポーツ用品など)をすぐ買う、など浪費レベルが高い人は優先度があがります。

まずは、家計簿をつけましょう。

今はマネーフォワードなど、クレジットカード払いを自動的に家計簿としてつけてくれる便利なツールがあります。

無料版で十分家計簿として役立ちますので、気になる人は下記からインストールしてみて下さい。

>>>マネーフォワードを使ってみる

家計簿 マネーフォワード ME - 家計簿アプリでお金管理

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そこで一般的な支出レベルと比べ、突出して使いすぎていないか見直してください。

次に聖域を作らず、最低限まで切り詰めてみてください。

切り詰めた結果、自分に耐えられないほどのストレスを与えるのか、意外と続けられそうなものか見極めてください。

やさぐれ
やさぐれ

実際に以下の節約を行いました。

  • 蛇口に浄水器をつけて、浄水した水を水筒に入れて持ち歩く
  • 衣服は無地でシンプルなものを買って、機能性を重視しブランド物を買わない
  • シャツはクリーニングに出さず、形状記憶のものを使って自分で洗う
  • 会社の飲み会は全部断る(後に一部だけ出るようにしました)
やさぐれ
やさぐれ

逆に、ペットに関わること、(コーヒーが好きなので)コーヒー豆にはお金を惜しまず使います。

自分にとっての優先順位を決めて、使うところと使わないところのメリハリをつけましょう。

まとめ

「収入を増やす」、「支出を減らす」、「余剰資金を資産運用する」の支出を減らす編でした。

次は資産形成した方法の最終編で、余剰資金を資産運用する編です。


最後までお読みいただきありがとうございました。この記事があなたの資産形成に役立つと幸いです。

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